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あやちゃん

脳と手、手と脳

新しい場所で文章を書けることだしここはひとつ文章で周囲をあっと驚かせ、一世を風靡するようなものを書いてみようと思い考えている。小一時間考えてまた時間をおいて考える。コーヒーを飲んで物憂げに前髪をかきあげたりもしてみたのだがいくら時間を使ったところで何も思い浮かぶことはない。
しばらく考えるうちに重大な間違いに私は気が付いた。明らかに順番が異なっているのだ。何かを書くというのは脳味噌の皺のような隙間から漏れ出てきた思考を溢れないように掬う行為ではなかったか。いくらスプーンでほじくっても出てこない。脳→手という動作ではなく、手→脳ということらしいのだ。つまり何も考えずとも簡単な計算が解けるのと同じように手が主体の行為なのかもしれない。

ともあれ親指のゴールデンレコードで書くことになったのだけれど読むのは宇宙人ばかりだそうで一世を風靡する必要も無くなって一安心している。どうせ奇怪で屁理屈をこねた文章になるだろうけれど、気にせず書こうと思う。

 

カナマル 2019.04.05