兄に、
お前も絶対煙草を吸うようになる。
と、『野火』のラストの永松のように断言されたのは何年前だったか。たぶん高校生くらいの頃で、『野火』も公開されてない時代だった。
それで晴れて私も人肉食、ではなく煙草を吸うようになり、今では生活の中で欠かせないものになってしまっている始末。
お兄ちゃんのバカ。
私はこの道、映画?芸術?みたいな道に入ってから
このうねり狂ったよく解らん道に入ってから
大体自分がこうなったのは兄のせいだと思うようにしている。
思うようにしているだけで、ホントは全部自分の自由意志に寄る行動の結果であるわけだが。
いや、ホントかな。
あいつ結構おれにいろいろ与えてくれやがったぜ。
兄弟ってのはめんどくさい。タチが悪い。
東京に来てから彼とゆっくりご飯を食べたのは、下北で会った一回だけ。沖縄料理を食べながら、適度にお酒を飲んで、煙草を吸っていた。彼は確かずっとラッキー・ストライク。
私は当時はlarkのクラシックで、
今はこれを書きながら、
チョイスのバニラとコルツのバニラをブレンドして巻いている。
これがちょうどよくていい。
兄は昨日からバンドのツアーでヨーロッパに行っているらしい。
いいなあ、よーろっぱ。
ラッキーな兄。
気をつけてね。
煙を一吐き。ぽわ。。。。。。。。。。。
余談ですが、本日、
先日吉祥寺のライブハウスにて上映させていただいた短編をyoutubeにアップしました。気になった人は見てね。