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あやちゃん

インターン行くなら旅行に行け

いま、目の前で外人のカッコイイおっさんが、ビールとともにピザポテトとサンドイッチとアーモンドチョコレートを食べています。

そのチョイス、さてはおっさん、ジャパン玄人だな。

 

 

さて、私は今、大阪に来ています。100パーセントpurely旅行です。

インターン行くなら旅行に行け。

という攻めたタイトルでお送りしたいこのブログ。

私は旅行が好きです。でもきっと旅行という言葉からみんなが連想するようなものとは少しだけずれていて、

食べたいご飯やさんがあって、それを目的にして、その周辺で楽しいとこを探すのがいい。

あと、旅行は人生が変わる。

これは大げさなように見えて結構的を得ているとおもう。

自分の中の何かが変わる瞬間は、ひとりで頭の中を一生懸命動かしているときだ。

ひとりで脳内で勝手に人生の方向転換は行われていて、それは誰とも共有できないものだから自分でも気づかないけれど、

ホステルのあの押入れの中で寝るワクワクした気持ちに慣れてきた頃に、あぁ、あのとききっと、と思う。

わたしはきっと大丈夫だ、と思ったりもする。私にはこれが一番安心する。わたしはきっと大丈夫だ。

 

 

じつは夜行バスに乗って大阪にひとりで来るのは二回目で、今回も朝の6時に寒い中着いて、とりあえず屋根のあるマックでカフェラテを飲んで8割残して捨て(マックのカフェラテまずくね?)、7時になったらすぐその現実の吹き溜まりみたいなマックを出て、梅田の蔦屋書店(朝の7時から開いている優秀屋さん)でぶらぶらと本を読む(スタバで何か買えばゆったりと椅子に座って長い間時間を潰せる。そこで自由に体をゆっくりと馴染ませ、同期させる。この時間がないと生活の延長になってしまう。)目的のない本屋というのはいい。まぁ最終的には持ってきた『海辺のカフカ 下巻』を読んでいたのでただのスタバに来た人になっていたのだが。

 

 

そのあとは今回の旅の一つの目的、『ベトナム食堂チャオルア』へ!と思ったら臨時休業の文字。残念、明日来よう。

そこで急遽、道すがら気になっていた『スパイスダイナー カオス』なる所へ行くことに。

太文字で『カオス』って書いてあったらそりゃきになるでしょ。

とくにカレーに関しては、私は店名は一つのキーになると思うんだよね。店名が微妙でも美味しい店はあるんだけど、店名のセンスが良くて不味い店は今の所ない。

そのカオスちゃんは、見た目はスパイスカレーの風体をしているのに、店外に漏れ出る香りは濃厚な欧風カレーのそれを感じるの。

いったいどういうことだ?と気になり入店。10分くらい待った。お昼時だったからね。

カレー3種あいがけ スモール

・カオスポークキーマ

・トリプルチキンカリー

・イカとアンチョビマサラ

スパイス卵・パクチー追加

ターメリックライス選択(白米も選べた)

を注文。目の前ではISSA風の髪型をしたイケメンマスターがキビキビとカレーをよそっている。

 

 

わたし『こんなに綺麗にまん丸のご飯を盛っておいて何がカオスだ!!!』

 

混沌と言うよりはそれは計算し尽くされたカオス。辛さも理性的。見た目はカオスと見せかけて巧妙にデザインされ洗練された理性的カオス。カオスとは何か?そんな根源的な問いを繰り返しながらスプーンを繰る。食の世界でのカオスはこんなにも優しいのか 人と共有するカオス 一定の水準を保ったカオス 例えるならカオスというよりはこれは天地創造 よし決まり 店名天地創造中でも感動したのは、イカとアンチョビマサラ。パスタか?!と思ったがこれはまさにフィッシュカレーのそれなのである。

信じられない辛さとか、6つ目の味覚を体験する心構えだったが、とてもとても優しかった。こんなカオスの後に創造される天地に期待。

 

 

その後、ふと先ほど蔦屋書店でチラリとアイドル関係の雑誌(ワレそんなもん見てたんんか)に載っていた、『村上春樹つまらない』という楽曲を聴いてみようという気になり、applemusicでダウンロード。

私は人になんて言われようが村上春樹が好きだし、それを人と共有しようだなんて微塵も思っていないので、極めてにこやかに微笑ましくその歌を聴く。では聴いてください。

 

 

『村上春樹つまらない』 日本マドンナ 作詞/作曲 あんな

 

村上春樹を読みました

なんだかとってもつまらない

(中略)

人間的なもの全くねぇな 本当は汚ねぇオッサンだろ

サンドイッチなんか食いやがって

アメリカ~の真~似かアメリカ~の真~似かアメリカ~の真~似か

ふざけるな

オ~イつまんねぇなあァ~ オ~イオ~イ

人間とは汚く もっと生々しい

こんな綺麗な文章で まとめるな

アメリカ~の真~似かアメリカ~の真~似かアメリカ~の真~似か

ふざけるな

オ~~~~~~~~イ オイオ~~~~~~~~イ

 

 

 

 

 

超オモロ。

この人は村上春樹のどの作品を読んでこの歌を作ったのかめちゃくちゃ気になりますね。

いやわかる わかるんだよ言おうとしていることは

人間とはもっと汚く生々しいのだと。

でも彼は、それを無視して描いてはいないと思うのね。

そんな汚い世の中を、綺麗な目で見る術を持つことはとても大切なことだと、私は思うんです

そこでながれる時間はとても碧くて、彼の小説を読んでいると現実に戻るのが嫌になるくらい作られた世界だと思ってしまうけれど、

常に見えるところに現実への扉は存在していると私は思う。

彼の小説の中には、汚い世界の中で、綺麗さを保ったまま、それゆえに傷ついていく人々がいるんだけれど、

わたしはそんな風に綺麗ではいられないけれど、そういう人を傷つけることだけはしたくないと思うし、

願わくば綺麗でいたいと思う。

人間とは汚く生々しいものだけれど、それに同化することに抵抗くらいはしたい。

って思いますね。一意見として拝聴いたしました。日本マドンナさん。

マジで何読んだんだろ。せめてノルウェイの森とか読んでてほしい。万一1973年のピンボールから入ってたら間違いなく理解できないはず。

 

 

 

そのあとはもう一つの目的だった古着屋に行ったら全く私の御眼鏡に叶うものがなく、チェックインまでどうしようかと思っていたけれど、竹尾見本帳の大阪店に行ってみようと思い立ち。いい紙あるといいなぁ、(古着で抑えられた物欲を紙で消化)

ながいこと椅子に座って見本帳を繰っていたのでおじさんに不思議がられ、武蔵美の学生なんですというと、ホォエェというようなよくわからないリアクションをされる。感心されていると思いたい。

いい紙をゲット!いつも行くのは銀座の見本帳なので、そこにないような特殊な紙を購入。中でも気に入っているのは、薄くシルバーがかった透明紙。次回公演の広報物に使いたい。2500円分の紙を購入し、マズった、荷物が多くなったと思いながら歩いてホステルにチェックイン。

 

THE DORM HOSTEL OSAKA|大阪心斎橋のホステル ザ・ドーム

THE DORM HOSTEL OSAKA|大阪心斎橋のホステル ザ・ドーム

いいホステルだったよ。

 

今日は2日目なのでこれは昨日の出来事なんだけど、この後チェックインして風呂入ってすぐ寝た(起きたのは18時間後)ので今日書きました。

この大阪旅行で私はある一つの決意をしたわけだけど、それについては明日書きます。

でももしかしたら明日この旅行のクライマックスがあってそれでまた新たな決意がありそうだけど。

でもさ、こうしてひとりで思考するときに浮かんでくる顔があってさ、

そのひとたちに会いたくなる。

人生ってさ、例えば私がこの人とこんなことやったら絶対楽しいとか、ずっと一緒にいたいとか思っても、

それは口には出せないのが苦しいよね。出せないよやっぱり。責任を持てないもん。人はやっぱり一人で生きてい けるようにならなきゃいけないと思うんだ。一人で生きていかなくてもいいけど。この違いはさ、あるんだよ。

誰かと一緒にいることを選べる人間は強い、って言葉をよく思い出すんだけど

そうだなぁと思うよ。私も。

 

 

歩いているときに、誰かと付き合うことについて考えたり(くだらねぇがかんがえるのである。今回の旅で思考したこと7割は仕事、3割は恋愛である)したんだけど、だれかと付き合うことって、その相手に自分の半分を差し上げてしまうことだと思うの。そして私は相手の半分を受け取る。だから結局は一人の人間なんだけど、その性質は前の一人の人間とは変わってしまうんだと思うの。それを、誰かと付き合っている人を見てそう思う。本当にそうなんだなと思う。だから、初対面の時がハーフのひと(すでに誰かに半分を渡している状態)なら何も思わないんだけど、もうすでに純度100パーセントのその人の状態で出会って、それが誰かと交際したことでだんだんその人らしさが薄れていくのが惜しいと思う。それを悲しいと思うし、例えば今よく会っている友達に恋人ができたら、きっと私はその人に会わなくなってしまうような気がして怖い。

そして自分自身も、誰かと半分を交換して、カフェラテの底でエスプレッソと牛乳が混ざり合うみたいに色が薄くなってしまいそうで怖い。まろやかになりたくない。苦い苦いエスプレッソのままでいい。って思ってしまう。

でももしかしてこれは、いい牛乳に巡り合えていないからなのかな。セブンブランドの毎日の食卓3.6牛乳じゃなくて、タカハシジャージー牛乳(グルメライターオススメお取り寄せ牛乳らしい。今グーグルでしらべた)となら混ざってもいいかもしれない。

 

 

 

目の前の外人のおっさんがさっきまで大きい音で映画を見ていたんですけど、それも終わったようなので私もそろそろロビーから寝床へ移ろうと思います。

ホステルで誰かと知り合う状況にめちゃくちゃ憧れがあるんだけど一回も会話を交わしたことがないよ私は。英語で話しかけられたりとかしてみたいよ。さっきのおっさんに、is it your dinner? Seriously!?とか言えばよかったのかな。いや無理だわそんなちょっと歩いただけでそこまで人生変わらないって。