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映画を観て泣くこと

今晩は。
ちょうど今、YouTubeで大学1-2年の頃によく聴いていた曲を不覚にも軽い気持ちで流してしまい、様々な記憶が結びつき複雑な心境になってしまったところです。
月曜担当のレイトーコです。
少しの間、お付き合いください。

 

記憶が結びつくといえば。
映画を観て涙を流すというのは、自分の経験からくる心情と映画のシーンを重ねてしまうからという理由が主なのでしょうか?

というのも先日、丸の内ピカデリーで開催されていた爆音映画祭で上映されていた『Sing Street』を観てきたのですが、

とある1シーンで私は涙を流したのです。
既にご存知かもしれませんが「Sing Street」のあらすじを以下に、日本版公式サイトより抜粋・引用します。

“1985年、大不況のダブリン。人生14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのMVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を撃ち抜かれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛練習&曲作りの日々が始まった――。サエない日々を送っていた少年がバンドを組み、ストリートや海辺でミュージック・ビデオのゲリラ撮影を重ねるうちに 、年上の女性との切ない恋と、それぞれが家庭に問題を抱えたメンバーたちとの胸を打つ友情が加速していく。迷える若者の救世主だった80年代ブリティッシュ・ミュージックにのせて、音楽が人と人の心をつなぎ、共に運命を切り開く瞬間が鮮やかに切り取られる。”

まだ観てない方で興味がありましたら、おすすめの作品ですので是非ご覧ください。
http://gaga.ne.jp/singstreet/

 

この映画を既に観た方の中には、
「? この映画で泣くところあったか?」
と思う方もいるかもしれないですね。
私が涙を流したのはどのシーンかというと、映画中盤で主人公コナーが組むバンドが「Drive It Like You Stole It 」という曲の、プロム(学校の卒業バーティー)をテーマにしたMVを撮影するシーンです。

そこではコナーの思い描く理想を全て叶えたような回想が、プロムらしく華々しい表現でなされています。その一部として、コナーの両親に纏わるシーンがあるのですがそこが観ていられませんでしたね。実はこの映画を観たのはこれで二度なのですが、その時にも同じシーンで涙を流したことを、今回自分の涙を認識してから思い出しました。

そもそもなぜこのような話題を挙げたかというと、私が所属する基礎デザイン学科のとあるゼミで少し前に「舞台や映画を観て感情移入をしやすいかしづらいか」という話になったのですが、私は回答はフィクションはそれとしてみる為、感情移入はしづらいというものでした。その時は全く感情移入できない人も多く存在するのではないか、くらいに考えていました。皆さんはどうでしょうか。

今思えば以前は感情移入しづらいとは答えたものの、全く感情移入しないといったことは逆に難しいこととなのかな、と思います。というよりこの映画で自分の理性と感情の壁を盛大に崩されたので、自分統計で考えてしまうと説が覆ってしまったなという感じです…笑
映画を観終えて「私はなぜあの場面で切ない気持ちになったのだろう…」という分析をしてみると、人生に於いて自分が何を大切にしていきたいのかが少し解るような気がしたりして、いい機会になったなと思います。
にしても、泣くって強烈な出来事ですね。

 

ちなみに、映画を観て過去の記憶と結びついたりするのって、映画と自身の経験を重ねる以外に、その映画自体に思い入れはなくてもそれを観た前後のの記憶が蘇ったりもしますよね。冒頭に書いた音楽と記憶の結びつきなんかはこちらのパターンの方が多いのではないかと考えています。

映画、舞台、音楽、小説、絵画、これらのものは媒体によって感動の要因や度合いというのはそれぞれ異なってきますよね。デザイナーであれアーティストであれ、表現者として自身が何を伝えたいのか、それに適したメディアとは一体何なのか。それを制作毎によく考えることも大事なことだと感じます。その媒体である必然性があるかって、意外にも見落としがちなことっだったり、ね。メディア自体に惚れてコンセプトが後になる方もいますがそれもそれでいいと思います。

 

そろそろ〆ようかと思うのですが、そういえば今週の26(金)〜28(日)は武蔵美の芸術祭ですね。
私は何にも参加していませんが芸術に興味がなくても楽しげな雰囲気が感じられる祭典だと思いますので、恋人やご家族と一緒にフラッと遊びにいらっしゃるのもいいと思います。都心からはアクセスの悪い森のようなところにありますが是非。笑
来週は芸術祭について書こうかな。

 

 

これは余談ですが、今回映画の最中に私が涙を流した時、連れがそれに気づいて何も口にせずに少し様子を気にかけてくれて。
鑑賞後はそのことには触れずに「とてもよかったね」と、感想を言い合いました。
こういう人が私にとって大切にしたい人だ、と思いました。
なんとなく、伝わりますでしょうか…。

 

よい夢を。おやすみなさい。

 

2018.10.22  レイトーコ

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