画像の説明
ぱー
waimai
RisuPon
ぽ
メイ
あやちゃん

やけっぱちれ

 

今日の世界の混乱に、卒業式が無くなった。

関わっていた映画も頓挫した。

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バタバタと、日々が翻っていった。毎朝更新されていく情報、増えていくマスク姿。ふだん呑気な自分にも、何か非常がおきていることは一目瞭然だった。

このなにも見通せない世の中で、わたしは生まれて初めて髪色を変えた。ブリーチ剤で真っ金にして、すぐオレンジを入れる。大好きな美容師さんと、化学の実験みたいに遊びながら染めた。鮮やかな、Fifth Elementのミラジョボビッチ色。

何色でも良かった。気分を明るくしたかったとか、春だから、とかそう言う理由はわかりやすいから使ってしまう。けれど本当の理由は、痛み分け、なんだった。卒制を終えてから、わたしのまわりは目まぐるしく、一日一日に食いついていくのに必死だった。よく涙を流したし、それなのに次の日にはどこの感情から来たものか忘れてしまっていたりする。そして突然、いろいろなものが終わりを告げた。明瞭でないまま、ぼやけた文字で終わりの張り紙が目の前にヒラヒラ現れた。

わたしは、わたしのまわりでぐるぐる渦巻いて突然消えていったエネルギーを、自分の中で消化しないとおさまらなかった。22年間のバージンヘアはその格好の餌食となった。自分にとっての痛みを持って、外のエネルギーに応えようと無意識に動いていた。見えない敵に石ころを投げるような、無力感むきだしな応戦だったかも知れないが、なにか行為が必要だった。

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こんなふうに、わたしの日々はこれからも予測不能に進んでは立ち止まり、壊しては組み立てることを続けていくのかな、明日からも。

 

このブログが3月31日にひっそりと綴じることの美しさは、この混沌の中でどこか安心と穏やかさを感じさせてくれた。この場を生み出してくれたメイちゃん、つなげてくれたはーちゃん、このブログに素敵な文を残してくれた皆さま、ありがとう。

どうかご無事で、またどこかで会いましょう。

 

颯季