画像の説明
ぱー
waimai
RisuPon
ぽ
メイ
あやちゃん

カルキの抜けるのを待つ

あんまりゆっくりばらばらになっていくので滅んでいることや死んでいることも分からない 引き伸ばされた時間の中で、極めて遅い速度のシークバーが進んでいる いつまでも赤にならないで点滅し続ける青信号を、急いでるのに見送るように

道端に転がる隕石ももう何百億と通勤に轢かれて 自由を阻んで、座標に打たれたひとつの点でしかない鳥に似た風の匂いが、他愛ない話に生まれる重要な沈黙のあいだを抜けて、原因不明の頭痛に苛まれる人体の鼻腔へ

目を閉じたときに残る光のあとや、退屈から秘密で飛んでいく距離が、どんどん掴めなくなっていく 化石はずっと夢を見るだろうか ふわふわの恐竜たちは身を寄せ合っただろうか 遊びで頼まれたスマイルは はぶられたピクルスは また出来た整骨院とクリーニング屋は 複数の種類のパズルを混ぜて途方にくれることを遊んでいる ブランコに乗っている時と感覚としては同じ ガラス製のすべてが欲しい