画像の説明
ぱー
waimai
RisuPon
ぽ
メイ
あやちゃん

バスで聞いた親子の愛しかない会話

人の話を聞くことについて
初対面の人はちょっと除いて、多くの場合人は自分の話をしたがる。
さすがにずっとぶっ通しで喋り続けはしないから(それはTEDです)、相手が喋るのを聞く片手間に呼吸を整え・自分のターンを待つ。そして相手が接続詞でも探してえーとなんて言おうものなら、わかるわかる私もね、と開かれたダムみたいにまた喋り出す。この傾向は純イギリス人(そんなもんがいるかどうかはさて置き)には少なく、大陸とかアメリカ系の人に多い気がする。
本当に人に興味がある時ってきっと少なくて、だからアンディー・ウォーホルの ‘everyone and everything is interesting’などの言葉や、人に対する好奇心は特異なものなのかもしれない。子供のような容赦のない好奇心はどんな分野でも大事やと思うのだけど。

 

“mummy, why are you coming with me?”
“ahaha because i love you”

 

イヌ
先日まで創作系の日本料理店で働いていて、Stoke Newingtonという場所柄(西荻くらいのオシャレさと地元感)結構イヌを連れて来るお客さんが多かった。さほど広い店内ではなかったが、古いレンガそのままの壁に、木材のインテリアで、何よりも料理が個性的で美味しいレストランでした。犬の話に戻ると、そう 犬用の毛布を持って来て、しばらく横で大人しく座っていてもらうというお客さんを何組か見た。日本にいた頃はまるっきり猫派で、服を身につけた小型犬とかを見ると、なんだかおもちゃみたいやーと思っていたのだが、こっちの飲食店で働きだしてからから、犬のいる生活もさぞかし素敵だろうなと思うようになった。目がキョロっとした大人しいグレイハウンド、床にお腹をペタッとつけて寝るパグ、テーブルの下に隠れていて出てこないダックスフント、、子供と同様見ていて飽きないし、長いシフトをやっている中でかなり癒してくれた。アリガトウ・ワンチャンタチ。犬と一緒にいて良いんだろうなぁと想像するのは、主に散歩とコミュニケーション。週2バイトのフリーランス生活で、自己管理が下手だと、外に出ようにも何となくPC作業が忙しいような気がして思い切れない。たまに走ったりはするけども、毎日続けるほどのモチベーションはなかなかない。けれど犬がいれば散歩はマストなので、生活の中に外出の時間として組み込まれる。雪でも雨でも出ないといけないのは人間的にはツラみではあるけど、家から連れ出してくれる元気なやつを目の当たりにしたら、文句なんて出てこないだろう。あとこの間ラジオで「電車や公共交通機関で知らない人と交わした会話」という特集をしていて、メール・ツイート・電話などでリスナーの声が聞けたのだけど、旅先で同じく外国人という人に出会って仲良くなったという話が多い中、ペットを連れている時にとてもよく話しかけられる、という意見がいくつもあった。通常都会で知らない人同士が話し出すためには、状況設定が結構面倒だが、人間じゃない可愛いやつを連れていることによって、かなりハードルは下げられると思う。

 

“The bus is moving!!”
“It’s alright love, I’ve got you”

 

差し入れ
1人だとケーキを焼く気はほとんど湧かないのだけど、職場というコミュニティを見つけてからは、まめまめしく金曜に何かしら作って持って行っていた。運搬を考えると、大きなケーキを1つ焼いて切り分けるのが賢明なのだが、16歳で早く上がる子とか(法律上22時以降は働けない)、賄いが夜遅いため持ち帰る人とかもいたので、分けやすいカップケーキのケースが活躍してくれた。作って持って行ったのが:チョコとチェリーのマフィン、オーブン蒸しのプリン(バレンタイン)、ルバーブ(加熱すると甘い茎野菜)のマフィン、スイートポテト。ちょうど1ヶ月毎週金曜日でした。始まりは、新メニューを考えようというプチ課題で、煮卵と手作りマヨを持って行ったことだった。和風のウフマヨがあったら良いなという卵好きの発想だったのだけど、そんなに上手くできなくて反応もイマイチだったので、リベンジの気持ちで翌週ケーキを持って行ったのだった。そこからは喜んでもらえたり、興味を持ってもらえたりが原動力で、お菓子作りがルーティンになった。作る側として何が面白いって、実家のように計量スプーンや計りがないので、100%目分量&感覚で作っていたことだった。砂糖、卵、油など水分のあるものを最初にしっかり混ぜてから粉を入れるのは馴染みがあったけど、粉の量によって変わる生地のテクスチャーを見極めるのは難しかった。ちょいと乾燥してしまった時もあった、ゴメンナサイ。
それでも、持って行きたがり屋として一番嬉しい、リクエストを最後に頂いた。オーナー(セントマのプロダクト出身のおもろいお方)に最後食べたいものありますか??と聞くと「スイートポテト!俺子供の頃めちゃめちゃ好きやってん」(職場はみんな揃って関西人)とのことだったので、日本のと近そうな、紫の芋を4本も買って必死に漉した。シナモンとかスパイスなどを色々と入れずにシンプルに、けれどただ甘いだけじゃなく濃くが欲しかったので、ブラウンシュガーにバターをたっぷり入れて練って、手で整形して焼いた。高温のオーブンに入れる前に、卵黄と蜂蜜を混ぜたのをスプーンでちょいちょいと塗ったら、良い感じに照りも出た。人数分より多めにドサッと持って行ったら、とても喜んでもらえた。めでたしーー。
結局どこに行っても、やっていることはあまり変わらないんだな。

4.3.2019

Commentsこの記事についたコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。