画像の説明
ぱー
waimai
RisuPon
ぽ
メイ
あやちゃん

眠れない夜はわたしに任せて

最近は月が本当に綺麗で

夜の空の色が真っ黒じゃなくて 透き通った深い青色で

紫陽花が綺麗で

雨上がりの公園は緑が潤った匂いに包まれて

熱い太陽の日差しと冷たい風が入り混じっていて 夏休みのプールの水の中のようで

夜は少し窓を開けると夜の風と雨音がわたしを眠らせてくれて

猫は木漏れ日の下であくびをして

見上げれば生い茂る緑の葉の間にリズムよくオレンジの琵琶の実がなっていて

ジャンプしてギリギリ手の届かない高さで 一人では採ることのできない場所に実がなっていて

わたしは誰かを何かに誘うことがとても苦手で でもこの日は誘いたい友達の顔が浮かんで その友達を誘って 肩車をしてもらって採って 水で洗って食べて 美味しくて

踊りたくて ギターを弾きたくて 歌を歌いたくて 美術館で絵を見たくて

一生懸命でしっかり者に見える女の子ほど本当は弱くて 愛おしくて美しくて

親と喧嘩して目が開かなくなるほど泣いて泣いて泣いて 次の日目が腫れて 腫れた目を高校生ぶりにアイプチをしてごまかして

自分を押さえつけて過ごした時間をもみ消すように髪を染めて

小学校の同級生と会って ブランコに乗りながらこれまでの話をして 好きな音楽の話をして

中高の同級生に会って 相変わらずお話し上手でまっすぐで賢くて真面目で わたしはわたしのまま変わってなかったことを知れて

大学の友達とケーキを食べながらこれからの話をして 寝転がって机の下の隙間から顔を覗きながら好きな人についての話をして

だんだんと自分の本当の気持ちに素直になれるようになってきて わたしはわたしをこの先どうするべきかが見えてきて

星が綺麗で 商店街の街灯が氷のようで綺麗で 川の水が町の明かりを揺らして綺麗で

やっぱりわたしは夜が好きだな。

綺麗なものを心の底から綺麗と思えること

会いたいなと顔が浮かぶ人ができて 本当に愛してるよって心のそこから言いたい人がわたしの体をぐるっと囲めるほどいることがとっても幸せで

わたしはその人たちを大事にし続けられるように、愛おしく想い続けられるように、生きていきたい。

それだけでこんなにも十分だったから

だからそのために今から何も先送りにしちゃいけないよ。誰よりも努力し続けなければいけないよ。

 

2019/6/18 あやちゃん