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あやちゃん

初夏日記

最後に投稿した日から、もう一ヶ月以上が経っていた。

その1ヶ月間のかい摘み日記をつらつらと書き連ねます。

6月9日(土)
ここ1年間ほど、ずっと好きだった人との関係に、きちんと自分なりに終止符を打った。
公園の山に登り、駅前で買った焼き鳥を食べて、夏っぽい味がするほろよいを飲みながらタイミングをずっとさぐり、2時間ほど喋ってからやっとの思いで「もう、終わりにしましょう」といった。でも、ずっと言えずに抱えていたことをやっということができたのに、想像していたよりもすっきりしなかった。あまりにもあっさりと「わかった」と言われたからなのだろうか。まぁいいけど、よかったんだけどさ。

6月14日(木)
ずっと溶接ができるようになりたくって、やっと金属の溶接のレクチャーを受けた。
思っていたよりも講習時間は長いし、難しかった。でも、ジュジュジュとじわじわと光が進んでいく様子を見ているのは楽しいかったから、あの光を見るために溶接する作品を作ろうかなと思う。

6月17日(日)
芸術劇場まで舞台を観にいった後、友達のライブを観にいった。
女の子がギター持って一生懸命歌っている姿は私にとって他の何よりもパワーを与えてくれる。何度も泣きそうになった。ギターが弾けるようになりたいと本気で思った。やっぱりギターとバレエは絶対に習おう。決めた。

6月22日(金)
3年ぶりくらいにディズニーランドにいった。全然乗り気じゃなかったのだけれど久しぶりに行くと世界観の作り込みにやっぱり感動するし、スプラッシュマウンテン以上に心踊る乗り物はない。新しくなったスモールワールドもキラキラしててめちゃくちゃ可愛かった。でも帰りの電車の中、お味噌汁がたまらなく飲みたくなって、家に帰ってインスタントのお味噌汁を飲んだ時、やっぱりこのお味噌にありつけた瞬間以上に幸せだなと思う時はないなと思った。

6月25日(月)
ゼミ希望を提出した。前日の夜、部屋のベットの窓とカーテンの間に挟まって、自分がずっと頭で考えて、こうすると決めていたことと、心の奥底にあった想いが違かったことに気づいて号泣した。
その晩のiphonのメモ「演劇がやりたい。どうしてこの気持ちにここまでふたをしなければならなくなってしまったのか 何に怯えているのか」

7月3日(火)
マウコレの撮影で赤坂見附へ
都会の光の羅列のあまりの綺麗さに5歳の子供みたいにはしゃいだ。キラキラキラキラ光の粒の世界だった。

7月6日(金)
セノグラフィ課題「扉」講評。
何度も家で読み、直前も何度もシュミレーションした。私は自分のバイト先の話をすると、いつも泣きそうになってしまう。でも、今日は泣いてしまってはダメ、きちんと、最後まで、ショートケーキのいちごに隠された物語を、伝えないと。と、講評前にグッと集中をして、息を吐いて、体を整えて、読み始めたのだけれど、ダメだった、全然ダメだった。私はボロボロと泣きながらショートケーキの物語を朗読した。どうしようもない、こうして伝えることしかできない、でも、今、なくなってしまう前にどうしても知ってほしい、届いて欲しい。気持ちが先行してしまってはセリフがきちんと届かない、役者としてそこはコントロールしないといけないよ、と2年生の時、堀尾先生にダメ出しを頂いたのに、私はちっとも成長できていなかった。
でも小竹先生にこれからショートケーキを食べるたびに思い出すといった時、私が演劇で作りたいのは今と、そんな風に見た人の思いを起こすスイッチなんだなと改めて思った。

7月8日(日)
今参加している劇団園のオープンアトリエがあった。
いろんな職業の人や、いろんなことを学んでいる人と喋った。客観的にこの作品が現段階でどんな風に見えているのかの意見をもらった。もらったのだけれど、なんか、もっと園の人たちが考えてる範疇は超えていて、そう言う意見を聞きたかったわけではなくて、でも確実に今のままではダメで、とこれまで順調だった稽古が一気にお先真っ暗になってしまった感じがした。途中から、会議の話についていけなくなり、制作の方に帰り道説明し直してもらって、私の中に溜まり込んでしまった疑問たちも言葉にして出させてくれた。園のメンバーは本当に本当にすごい方ばかりで一緒にいる時間が深まるほど感激する。それから今回の戯曲の根底にある「不安」、についてずっと考えながら帰った。今の人たちは不安から逃れる方法を知ってしまっているっていっていたけれど、私はやっぱりいつだって先のことを考えると不安しかいない。

7月12日(木)
38度の熱を出した。(のちに扁桃炎だと発覚する)
普段滅多に熱など出さないし、多分夏にこんな高熱を出したのは人生で初めてだと思う。
ここから数日間寝込むことになる。


7月13日(金)
夜のピクニック公演観劇。最後の方のシーンから号泣。ヒラメちゃんのくれたお返事の言葉にすごく救われた。こういう、受けたものをすぐに作品に昇華できる彼女の行動力とパワーを尊敬している。でもその前から抱えていた複雑な気持ちはその時には完全には消えなくて、とてもみんなと一緒にショートケーキを食べることはできなくて、体調が悪かったのもありすぐに帰ってしまった。ことを後悔している。

7月18日(水)
リリーフランキーの講演会。リリーさんはテレビで見る人そのままだった。下ネタばかりでいつもインスティゲーターで聞くような話は聞けなかったけど、楽しかった。
メモ「先のことなんか考えてもその通りになんかならない」「豊かさとは何か」「とりあえずゆっくり喋る」「リクルートスーツは青春の喪服」


7月19日(木)
21歳の誕生日だった。20歳まではただたくさんの人におめでとうっていってもらえるのが嬉しかったけれど、21歳の誕生日は扁桃炎を引きずって寝込みながら、「なぜ、誕生日におめでとうと言われるのか」について考えていた。なぜ、「おめでとう」なんだろう、何に「おめでとう」なんだろうと呟いたら何人か考えが返ってきて、結婚10周年とか、還暦とかと一緒で、迎えることができたことにおめでとうなのかなっていうのに一番しっくりきた。でも、ハッピーバースデーっていってあげるほうが言うときの気持ちがスタンス的にぴったりくることの方が多いよなーって思ったからこれからは使い分けようーって転がりながら思っていた。
夜には劇むさのみんなでご飯を食べて、ケーキをサプライズで出してくれた。嬉しかった。プレートの名前はあやのさんだった。なんでか誕生日のプレートの名前ミスってすっごい楽しいよね。ありがとう。
21歳の目標は時間を上手に使う、自分が本当に今やるべきことを選別して時間を使うということをきちんとしないと大変だと気付いたので、この1年はそれを意識していきたい。誕生日早々、少しこのことで揉めてしまった。ちゃんと人と話して、一方的に決めてしまうのもだめ。


7月22日(日)
扁桃炎もすっかり治り、小学校の頃からの友達と待ち合わせてお出かけした。行き先を聞かされず車に乗っていたら到着したのは河口湖だった。
でっかい富士山が湖の上に浮かんでいる。初めて湖のほとりに行った。波は波打つように優しく早く、湖は空の色を投影させ、夕方は真っぴんくに、夜は月の明かりを反射させてキラキラと揺れていた。綺麗だった。
コテージでバーベキューをしながら最近の積もる話をした。普段は話を聞く方が多いのだけれど、その友達には、小学校の頃からことあるごと全てをお話ししてきたので今もなんでも話してしまう。こんなに自分のことをさらけ出せる相手は他にいない。ことに、少しコンプレックスを抱いている。
他人との距離感の取り方があまり上手じゃないのだ。特に年が近い人に対しての距離の取り方のコツを未だにつかめない本当はこんな風に喋りたいのに、こんな風にいたいのに、ができない。みんなそんなことなんか考えずに人と一緒にいるのだろうか。わからない。別に普段はそんなに気にしていないのだけれど、たまに、こんな中学生のような悩みを深く考え込んでしまうのだった。

夜に湖のほとりで焚き火もした。空には満点の星空。
綺麗なものを見ていると没頭して全てを忘れていられた。湖に小石を投げときに鳴るぽちゃんという音でメロディを奏でる。ずっとこんな時間が続けばいいのになぁと思った。

7月25日(水)
マームとジプシー「BOAT」観劇。藤田さんが見ている世界は、ずっとずっとずっと先を進んでいて、ついていかないともっとずっと置いてかれてしまうなと焦った。やっぱりその背中はとことん遠くって敵わなくって悔しい。観終わって劇場を出た後にあれだけ異世界だと、すれ違う人間を違う生き物だと思わせることができる人が他にいるのだろうか。何が見えたのか、決して忘れてはいけない。私は本当にマームとジプシーが、藤田貴大さんの作品が、好きだ。

7月28日(土)
台風到来。朝からIKEAにいき久しぶりにあった先輩と喋り倒しながら家具たちを通り過ぎ欲しい物だけ買ってそのあとカフェでお昼ご飯を食べた。
午後の予定がなくなり映画を見てまたカフェで結婚式はなぜ行うのか、みたいなことをひたすらに喋り倒す。久しぶりにこんな休日っぽい一日を過ごした。

ここ1、2ヶ月、私は本当にダメダメのダメ人間になっていた。
読んでもらえればわかるように泣いてばかりだし、自己管理できてなくて怒られて、しまいには体調を崩し、数日人に会わないことで思い悩み、そんなダメになっていく自分に嫌気がさしてまたダメになっていくダメダメのサイクルにどっぷり浸かっていたのだが、
ここ数日あった友人達に、抱えていたモヤモヤを号泣しながら話したり、とんでもなく綺麗な景色を見せてくれて、ゆっくり時間を過ごしたり、たくさんどうでもいい話をして、でもそれが楽しくて、生きる活力をたっぷりもらったので大丈夫。戻ろう。戻れる。

明日から、また園での稽古が始まる。園の人たちといる時間空間がすごく好きだ。今回の公演は、共感できる感情や感覚が多く描かれているのと、浮かぶ情景が夏っぽくて稽古中もずっと水の上にいるよう。また今回の舞台でも片岡さんの整っていて彩り豊かなセリフをたくさん喋ることができるので贅沢。この時間をいただけていることに感謝をして。


第3回公演『そうかもしれない』
日時:2018/8/16-19
於:シアター・バビロンの流れのほとりにて
公演日程:
8/16(木)19:30-
8/17(金)19:30-(アフタートーク有)
8/18(土)14:00-/19:30-(アフタートーク有)
8/19(日)14:00
チケット予約↓
https://www.quartet-online.net/ticket/soukamoshirenai?m=0jaighc


お時間あれば是非、観に来てください。

2018/7/28 あやちゃん