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ぱー
waimai
RisuPon
ぽ
メイ
あやちゃん

おじさんを見ると女子高生になってしまう

火曜日を島根から東京へ向かうバスで過ごし、ソッコーで京都に来てしまったので泣く泣く携帯から投稿する事にした。
前回の記事を書いてから友人と「隠キャ」について語る事が何度かあった。が、それは所詮同じ所にいる人間同士の存在の認め合いであって、実際はああいうことを言う我々は多くの反感を買うのであって、今回はそういう層に喧嘩を売っていこうと思っていたのですが不毛だし面倒臭くなったのでやめます。

 

無計画で京都に来た。フラフラ歩いて二条城に行った。城に住みてえとか言いながら庭園を歩いていたら、庭師が居た。私はすかさず隣にいた友人に「見て、庭師だよ庭師!!」と言う。すると友人は「好きな人が居た時の女子高生かよ」と言った。普段は死んでいる目を相当輝かせていたのかもしれない。
「好きな人が居た時の女子高生」
になるタイミングは様々で、庭師を見つけた時に限った話ではない。二条城を出て交差点を横断している時も「みて!はたらくおじさん!」と言って振り返った。はたらくおじさんとは、主に工事現場などで作業をしている反射材のついたベストを着てヨレヨレの作業服に身を包むおっさん達の事である。はたらくおじさんの良さが分からない人は「気持ち悪ッ」と思って頂いて結構です。
庭師もたぶんはたらくおじさんの一種である。我々が哺乳類であるのと同じ。庭師とは、はたらくおじさん類なのである。

はたらくおじさんは夜の踊り子だと思っている。至って正常な精神で書いているので安心して欲しい。
昼間のそれもとても良いのだが彼等が本当に輝くのは夜だ(物理)。バイト帰りの深夜、夕方通った時は何ともなかった道を工事している事がある。夜間だけ通行規制をかけて工事を行うという慎ましさ。けれど視覚的主張は鮮やかに、赤く光る棒の残像が円を描く。パイロンの上のオレンジ色の光が点滅する。車のライトを受けて全反射材が光る。
完璧なフォーメーションで無駄なく動くおじさん。輝くベスト。ヘルメットにも反射材を忘れない。停まっている大型特殊自動車は闇に紛れて黒く光る。
彼等は踊り子だ。夜の踊り子。規制をかけられた少し狭い交差点を渡る間だけ、横目に見る事ができる踊り子。クラブもディスコもいらない。横断歩道の白線の上を器用に渡りながら踊れば良いのだ。光はそこにある。