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ぱー
waimai
RisuPon
ぽ
メイ
あやちゃん

ゆびわのはなし

店で、指輪を慎重にはめようとしていた。むにむにの薬指を蝕むようになぞり、第二関節で止まった。そこから決して先へ行こうとはしなかった。なんだかギョニソ(魚肉ソーセージ)に留まってる金具みたい。

わたしの手は大きいし、指も華奢じゃない。そんな指に指輪なんか不要なんや。ギチギチみちみちにしてまではめたいか?なあ?指から引っこぬいて、一応いくつか違う指にも試してから元の場所に戻した。

錆びたゴールドの波打った指輪がなんとなく目に入った。その指輪を待つわたしの指は従順だった。私の指に合うことを知ってたんやろう。シンデレラが初めてガラスの靴を履いた時もこういう確信があったにちがいない。第二関節の関所をくぐったくらいで、あ、いいですね、これ、うん。これにします。と言い、そのまま私の右の薬指にのっているこの指輪。つけてる存在感はちゃんとあるのに、もはやつけてないくらい邪魔じゃないのがすごい。普段から指輪をして、サイズにもあまり困ったことのない人には当然のことかもしれないけれど、私にとっては革命だ。

(こっから書いてたのが全部消えてしまったのでここで終了。うちのWi-Fiに指輪のついた薬指を立てて、5マス戻る)

一月九日 waimai